館山寮と水上寮

1.「一般財団法人東京都立新宿高等学校朝陽会」(以下「朝陽会」)とは

(1)朝陽会と朝陽同窓会 朝陽会とは法人格を持つ「一般財団法人東京都立新宿高等学校朝陽会」の略称で、任意団体・朝陽同窓会とは別の団体です。朝陽同窓会も「朝陽会」と略称されることが多いうえ、事務局員も多くが兼任ため混同されがちですが、正確には朝陽会と朝陽同窓会とは別団体です。

(2)朝陽会の目的、事業 朝陽会は初代阿部宗孝校長の寄付を元に、新宿高校の教育の援助と校風の振興を目的として大正12年に設立されました。現在の主たる活動は@教育活動の支援A校外施設、特に館山寮の運営管理及び水上寮土地建物の保管で、新宿高校がトップレベルの教育を行えるような支援や、毎年1年生全員を対象に行う3泊4日の臨海教室が安全に実施できるため、館山寮の維持管理と給食・清掃等運営を行っています。

(3)朝陽会の組織、運営 朝陽会の業務は、学校教職員、PTA、同窓会から選ばれた理事、評議員、監事で構成される評議員会、理事会での決定に基づいて執行されます。平成26年12月現在の代表理事は垂水尚志さん(10回)、業務執行理事は戸田弘美校長と橋本健一さん(19回)です。


2.平成26年度の館山寮

東日本大震災を乗り越えて平成24年に復活した臨海学校は、遠泳も再び加わった平成25年、更に平成26年 も先生方や応援の水泳部OBの万全の体制で事故なく終えることができました。また、卒業生やご家族が利用できる一般開寮期間についても、例年を上回る活況を呈しました。合計40日余りの夏季開寮期間を事故なく、円滑に終えることに尽力いただいた関係者の方々には深くお礼申し上げます。


3.水上寮の現状と今後

水上寮は昭和4年4月に地元有力者から土地の寄進を受け、同年6月には寮舎を建設、7月に開館されました。昭和26年以降毎年の林間学校には当初、3期120名の方々が参加されましたが、昭和40年以降は様々な事情により希望者が激減、参加者不足で中止の年もあるなどしたことで、平成17年の林間学校を最後に利用が中止されました。築84年、無人となって10年近くなる寮舎は、最低限のメンテはしているものの厳しい自然環境もあって荒廃が進み、地元からは不審者による出火や降雪、台風等による災害の恐れから早期の対策を求められたこともあり、理事会の決定に基づき平成26年10月に解体されました。 しかし、水上寮を懐かしむ声もあることから、母校100周年記念事業の一つとして検討が始まっています。
(事務局)

昭和4年建設以来林間学校の基地となった水上寮(平成26年10月解体)